「遊び」にちょっとひと工夫

子育て

家に帰ってきて、テレビばかり見ている。
家に帰ってきて、テレビゲームばかりしている。
家に帰ってきて、youtubeばかり見ている。
そぶ先生どうにかしてください。
そぶ先生どうしたらいいですか。

こんな質問がそぶ先生のもとにたくさん届いています。

同じ悩みを抱えているパパママも多いのではないでしょうか。

まず最初に言っておくと、テレビもテレビゲームもyoutubeも悪いわけではありません。
そぶ先生も大好きです!
ただ、「ばかり」というところが良くないのです。

ただ、なかなかルールを決めても守れなかったり
放課後子供だけで留守番をしていれば、そうなることも理解できます。

今日は、ルール云々ではなく、
どうせなら、テレビやyoutubeよりも楽しい遊びを見つけようじゃないか!
という企画です!

そして、ここは教育系のブログですから、
少しでも「意味のある」「価値のある」遊びであればいいですよね!
今流行りの「知育おもちゃ」ではないですが
どうせ遊ぶなら「楽しい」かつ「意味がある」ことの方が嬉しいですよね。

テレビやテレビゲーム、youtubeはむちゃくちゃ面白いですから
なかなかの強敵ですが、
参考にしてみてくださいね!

「競う」ことは誰でも面白い!

そもそも、遊びとはいえ、
「競争」的な要素を組み込むことは、非常に大切です。
これは、学校の先生も、体育の授業や遊びの工夫で取り入れている秘策です。
勝ち負けがあると自ずと盛り上がります。

そして、競い合うものには
・ルールに則って行うことの大切さ
・「勝ちたい」という思いを持つことや
・勝敗を受け入れること
・相手を尊重すること

など、多くの価値が実は含まれています。

3歳の頃には、負けて泣いたり、途中で投げ出したり、ズルをしたりしていた子が
4歳になって、勝てるまで「もう一回!」と頑張ったり、
負けそうになっても泣くのを我慢して最後までやったりするようになる。
7歳になると、勝った相手を褒めることもできるようになる。
8歳になると、どうやったら勝てるか考えて、自分で作戦を立てるようになる。
9歳になると、小さな子のためにわざと負けてあげられるようになる。
10歳になると、チームを平等に分けようとする。つまり自分が勝つことだけではなく
みんなが、ゲームが楽しいような工夫をするようになる。

こんな感じで、価値ある遊びをしていると
遊びから学び、遊びを通して成長していくものです。

コミュニケーションが生まれる

コミュニケーションがある遊びは、良い遊びと言えるでしょう。
つまり、できるだけ複数でできる遊びが好ましいです。

相手の気持ちを察したり
相手を怒らせてしまったり
相手を悲しませてしまったり
喧嘩をしたり
相手の言葉に怒ってしまったり
一緒に喜びを分かち合ったり
我慢して譲ったり

これは、一人では生み出せないものです。
しかしながら、これは学んでいかないと身につかないものです。
いわゆる社会性です。

この能力は、人間の持つことができる素晴らしい能力であり
機械を上回ることができる領域です。

うちの子一人っ子で、放課後一人でいるのですが…。
というパパママは、家に帰ったら、ぜひたくさん遊んであげましょう。

コミュニケーションをとる相手は、多種多様に越したことはありません。
同級生はもちろん、男女、異年齢、大人と子供
親と子、おじいちゃんおばあちゃん、地域のおじさんなどなど
大人だって、研修会に参加して、研修会の冒頭にちょっとしたミニゲームをやって
知らない人と急激に距離が縮まることはよくありますね。

どんな遊びがいいかは、これから紹介しますので
ぜひ参考にしてみてください。

そぶ先生おすすめ遊び① 王道〜トランプ〜

今日は、そんな難しい遊びを紹介するつもりはありません。
誰でもできる遊びや
そぶ先生がやってみて、「これいい!」と思った遊びを紹介します。

まずは、遊びの王道「トランプ」です!
私も我が子が3歳くらいの頃から何気なく暇つぶしにやっていましたが
やっぱりトランプはすごい!



まずは、トランプを使ってやれるゲームの種類が多様であることです。

例えば、「神経衰弱」
これは、ルールが簡単かつ、めちゃくちゃ頭を使います。
(そして、大人が意図的に負けてあげることも可能です)
私は息子が3歳くらいの頃から神経衰弱をやり始めましたが
初めは、何が何だか分かっていなかった息子も
4歳くらいになると、私がテレビを見ながらやっていると(←真似しないでください)
息子に負けてしまうまでに成長し
小学校入学前には、私と対等に戦えるまでになりました。

記憶力が高まっているかは不明ですが、
間違いなく目と頭をたくさん使っていることは間違いありません。

そして何より、勝敗があって、コミュニケーションがあります。
「うわ〜とられた〜‼︎」とか、「あぁ〜そこだったか〜‼︎」とか言いながら
盛り上がりますね!

他にも、少し成長してきたら
「7並べ」もいいですね。
「7並べ」となると、戦略が必要になります。
先を読み、作戦を立て、相手の様子を観察し、作戦を変え…
高度な作業になります。
ただ、これも頭を使い、相手の様子を観察することでコミュニケーションが生まれています。

最近は、
「ババ抜き」だけでバラエティ番組をやっていますが
ババ抜きだけでも、あれだけ心理戦があり、盛り上がります。
家族でやりたいゲームの一つです。

私は高校生の頃は
「大富豪」で盛り上がりました。
ルールは検索してみてくださいね。

「スピード」は、目で見て判断する速さが求められるゲームです!

他にもトランプを使ったゲームはたくさんあります!
ぜひ検索して、やってみてください。

息子は学童で友達から教えてもらったトランプの遊びを
弟に説明していました。
これも一つの大切な能力であり、成長ですね。

そぶ先生おすすめ遊び② カードゲーム(トランプ以外)

今は、トランプ以外にもいろいろな面白いカードゲームが登場しています。
先でも話しましたが、カードゲームは競争性がありコミュニケーションがあって、頭を使い、
なおかつ、天気に関係なく、小さな子でもできるなど、いいことがいっぱいです。

まずは、皆さんご存知
「UNO」

これもトランプ同様、盛り上がること間違いなし!
ただ、ルールが少し難しいので、小学校中学年くらいからがおすすめです!

「ナインタイル」

なかなか頭を使うカードゲームです。
このカードゲームの有能なところは、一人でもできるし、
4人までだったら複数で対決もできることです。

「ナンジャモンジャ ゲーム」

これは、ランダムに登場する謎の生物に名前を付けていき
再登場した時に素早く名前を呼ぶゲームです。

謎の生物に名前を付けていくという、いい意味で非常にくだらない作業が
むちゃくちゃ面白い‼︎
子供ながらにユーモアが鍛えられます。
そして、再登場した時に、その名前を呼ばなければならないので
またそれも面白い‼︎記憶力も試されますし、鍛えられます。

「カタカナーシ」

「タルト」「データ」などお題カードの言葉を
カタカナ語を使わないで説明して当ててもらうゲームです。

今の子供達に不足している、語彙力と表現力を共に養えるゲームです。
学校でできれば理想的ですが、恥ずかしいなぁと思う子には
まずは家族でやってみましょう。
意外とパパママが苦戦するかも‼︎⁉︎

そぶ先生おすすめ遊び③ ボードゲーム

永遠のアイドルボードゲーム
王道のオセロ・将棋はもちろんおすすめです!


「ドンジャラ」

ドンジャラは家族で遊べるボードゲームの定番ですが、
最近のドンジャラには、シートがたくさん付いていて
色々な遊びが楽しめます!

この「すみっコぐらし わくわくパーティーゲームズ」にも
たくさんシートがついていて、大人から子供まで楽しめます!


「人生ゲーム」

人生ゲームのいいところは
お金のやり取りが発生するところです。
何回かやっていくうちに、銀行係をやりたがるので
大きな数の計算を遊びながら行うことができます!

「桃鉄」

今は、教育現場向けの桃鉄ができているくらい
遊びながら学べる代表格です。
都道府県名や主要都市名が覚えられるだけでなく、
その場所の特産品なども同時に覚えることができます!


他にも色々な遊びがあります!
テレビをぼーっとみているよりは、価値が高いと思いませんか?
教育現場でも、学童の先生も
ぜひ参考にしてみてくださいね!

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