運動神経は遺伝しない!

子育て

こんにちは!そぶ先生です!
小学校教員として10年
スポーツ部局の行政職(指導主事)として
3年働いたのち
教育系法人の社長として独立した
そぶ先生です。

子育てで悩んでいるパパママ
指導法で悩んでいる先生方
ぜひ参考にしてください!

世のママ
世のママ

あぁ私は運動が苦手だから、

うちの子は私に似て

きっと運動できない子になってしまうんだろうな…

よく世間では
運動神経は母親から遺伝する!」なんて
よく言われています。

今日は、みなさんに子供の運動能力について
遺伝するの?
どうやって伸ばしたらいいの?

という切実な疑問に答えていきます。

運動神経は遺伝しない!

結論から言うと
運動神経は(ほぼ)遺伝しない
と言われています。

生まれつき運動神経がいい子も
いないということです。

(そもそも「運動神経」というものは
存在しないのです…)

パパママの運動に対しての苦手意識が
お子さんに伝わってしまっている
ことはあるでしょう。

もっと言うと
運動が苦手なパパママは
運動が得意なパパママに比べ
インドアになりやすいので
おのずとお子さんもインドアに

なっていることでしょう。

後で説明しますが
それが大きな原因なのです。

遺伝するものもある

「運動神経は遺伝しない」と言いましたが、
実は「運動能力は遺伝する
と言われています。

運動神経とは…俊敏性、バランス感覚、リズム感、その他スキル
運動能力とは…体の骨格、筋力など

よく言われるのは
身長の8割程度は
遺伝であるということです。
私はかつて、
サッカーのセレクションの応募用紙に
両親の身長を書く部分がありました。
これは、私(子)が今後、
どのくらい身長が伸びる可能性があるかを
図る指標であったと考えられます。

「走り幅跳びの選手であった父親の子が
ある日スポーツテストで、
すごい跳躍力を見せた」
なんていう事例もあります。
これは、父親と似た骨格、
父親と似た筋肉の付き方をしていたがゆえに
他の子よりも跳躍力を発揮しやすい
体の作りになっていたと考えられます。

実は、この運動能力が母親からの遺伝の方が
大きいのではないかと
一説では言われているのです。
身長の遺伝は、
父⇨息子よりも母⇨息子の方が大きいとも
言われています。(真相やいかに)

運動神経をよくするためのポイント

いわゆる「運動神経がいい」子とは
運動能力だけでなく、
鍛えることができる「神経」が
よく発達した子であるといえます。

つまり、この神経を成長させるために
「刺激すること」が必要です。
神経は刺激しないと発達しません。

そのポイントを2つ伝えます。

①伸びる時期がある!


 運動神経がよく発達する時期が存在します。
 それを「ゴールデンエイジ」と言います。
 まさに黄金の年齢ということです。
 この時期を逃してはいけません!

3〜9歳⇨プレゴールデンエイジ
9〜13歳⇨ゴールデンエイジ

プレ・ゴールデンエイジとは
脳を中心とした神経系の発達が
ものすごいスピードで発達する時期

ゴールデンエイジとは
神経系の発達がほぼ完成し、
技術的な部分を習得することに
非常に適している時期のことで、
一生に一度だけ訪れる、

あらゆる動作を短時間で吸収できる
「即座の習得」ができる時期

詳しい説明はこちらの記事で説明しています↓

ここから分かることは
3〜9歳の
プレ・ゴールデンエイジ
幼児期から小学校低学年までが
非常に重要だ!

ということです。

人間の神経系は8〜9歳くらいで
ほとんど完成してしまいます。
小学校に入学した頃には
すでにだいぶ進んでしまっていることになります。

だから3歳頃から
それを意識しておくことが大切なのです。

②多様な動きを経験させる!


では、どんなことをさせればいいのか?
スポーツ系の習い事に
通わせないといけないの?

なんて心配をする親御さんもいるでしょう。
もちろんそれはいいことですが、
気をつけてほしいポイントは
色々な神経を刺激してほしい
ということです。
簡単にいうと
色々な動きを経験してほしいということです。

大谷翔平選手は幼少期に野球だけではなく
バドミントンや水泳をしていたと言われています。

ただ、習い事をする必要がある訳ではありません。

例えば、公園に行って遊具やアスレチックをすること
非常に価値があります。
「のぼる」「降りる」「ぶら下がる」
「バランスをとってわたる」「くぐる」など
色々な動きができます。

小さいうちは
砂場で遊んでいて、立ったり座ったりする動作も大切です。
散歩することだって非常に重要です。

家でもできます
パパママと遊んでいることで色々な動きが経験できます。
肩車をしていると、落ちないようにバランスとりますよね?
ボールを使って遊ぶことも
ものすごく価値があります。
ボールも「投げる」だけでなく
「転がす」「のせる」「弾ませる」
「捕る」「蹴る」など
いろいろできます。
色々な種類のボールを使うこともいいですね。

遊びから多くの経験ができるのです!
そして
パパママのアイディア次第なのです!

(ゲームばかりしていてはいけません。)

まとめ

・プレ・ゴールデンエイジという時期がある。
・3歳頃から始まるので逃してはいけない!
・色々な動きを経験することが重要!
・遊びから学ぶ 親子で遊ぶ 楽しく遊ぶ

なかなかアイディアが浮かばないというパパママは
こういう本を購入して、お子さんと選んで楽しみながら
やってみるのもいいでしょう。

そして、幼少期に体をたくさん動かすことで
賢い子に育つ
とも言われています。

やはり運動(遊び)は大切なんですね!

遊びの例は以下の記事で紹介しています!

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